【配信の注意点・問題点】YouTubeライブ配信をやってみてわかったこと【音響・配信】
事前に調べていたこととの違いや、
実際に作業する際の注意点をまとめました。
▼ もくじ
【 環境 】
・カメラ ×4
・スイッチャー
・キャプチャーボード
・Dante Virtual Soundcard
・Windows PC
【 問題点 】
■OBS上でリップシンクを合わせても、配信後の映像を確認するとズレている。
《 現状での解決策 》
・ライブ配信の場合は配信後の映像を確認しながらリップシンクを合わせる。
(OBS上でズレていても気にしない)
・収録の場合は持ち帰った後でリップシンクを合わせるので、
現場でそこまでシビアに設定する必要がそもそもない。
■ストリームキーなど設定終了後、OBS上で配信開始すると
YouTube側でエンコーダ配信が勝手に走り出して配信を始める。
(2020年8月4日に仕様変更)
《 現状での解決策 》
・配信を手動で止めてYouTube Studioで動画
⇨ライブ配信にて動画を削除する。
※エンコーダ配信画面の設定で非公開or限定公開を必ず確認しておかないと
公開配信されてしまうので注意が必要。
・スケジュール配信で事前にライブ配信のURLを配布したい場合、
ストリームキーを作成してエンコーダ配信のものとは別のものを指定しておくと安全。
※作成したストリームキーとデフォルトのものを、
エンコーダ・スケジュールのどちらに割り振った方がいいかは検証が必要。
(スケジュール配信の数が増えた場合等)
■音声をOBSにDante入力するとインターネット回線に有線LANを使用できない。
《 現状での解決策 》
・無線で十分な回線速度が取れる場合は問題ないが、
有線の方が安心なので音声をオーディオインターフェース経由で入力する必要がある。
・USB - LAN変換を使う。
【 気づいた事 】
ライブ配信の場合
■OBS上で文字やサムネイルなど様々な編集やシーンの追加ができるが、
一旦配信を始めると修正がリアルタイムではできない。
(修正している最中の画面が送出されてしまう)
⇨ライブ配信の場合は事前に必要がなくても配信PCとは別にPCを持ち込み、
突然の要望に対応できるスタンバイが必要。
■配信開始終わりなど映像はOBSでフェードできるが音声はできない。
■ライブ配信だと音量の設定が大事。
■PA Outをもらうだけだと、本番とリハの音響の違いに対応できない。
⇨PAが横にいる場合は対応可能だが、場所が離れている場合は
映像チームに音響ミキサーがあると他に迷惑をかけずに映像チーム内で処理できる。
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